QB「奇跡も,魔法も,あるんだよ.でも救いはないね」
2011年3月3日 コラム:読書のススメ
→とある科学の超電磁砲 6―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス).
これは惚れるわー.
~ゲーム~
闘神都市3をクリア.
なかなか面白かったです.
主人公がムカつくという評価がネット上では多かったけれど,これは同感.
正義感が強いのはいいけど,全く学習しない.
あと,エンカウント率が高すぎて雑魚戦が面倒.
ハニーフラッシュ超強いしw
ヒロイン達もすごく地味で・・・あれ?もしかしてこれクソゲー?
で,でもアザミとレイチェルがかわいすぎたのでいいんだ,うん.
これでいい.
良いゲームだった!
~コラム~
ごっち流読書のススメ第4回「原典に当たろう」
このコラムは久しぶりですが,読書について思うところはまだまだあるので続けますよ.
俺得なのでご勘弁.
さて,原典に当たろうと題しました.
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの 『マネジメント』を読んだら」が,もうずいぶん売れたと聞いています.
これだけでなく,「論語」や「学問のすすめ」に学ぶ経営学や勉強術といった本が書店にあふれています.
書店側も大々的にアピールしていることが多く,やはりこういった本は売れるのだと思います.
「スラムダンク」に学ぶナントカ,なる本を書店で見つけたときは,思わず笑ってしまいましたw
こういう本を買って読むことが悪いとは言いません.(何も読まないよりは100倍まし.)
私はあまり読みませんが,原典にうまく結びつけて良い主張をしている本もあるかと思います.
ただ,「マネジメント」や「論語」を“お手軽に”学ぼうというのが購入の動機なら,ちょっと考えて欲しいということです.
「もしドラ」を買った人の多くは,「「マネジメント」は難しそうだが,簡単にエッセンスだけ学びたい.これなら物語調で良いかな?」という風に買うのではないかなと思います.
(野球小説のつもりで買った人や,「もしドラ」を単体の作品として評価する人は以下に当てはまらないので別に良いです.そんな人がいるかは疑問ですが)
このような軽い動機の人に飽きずに読んでもらうためには,相当平易な文章にしているはずです.
ここで一つ考えて欲しいのは,もともと「マネジメント」は難しい本だということです.
そう簡単に理解できるはずがない.
それを大衆向けに,しかも小説スタイルで提供するためには,読者が“わかったつもりになる”ように書かれていると考えるのが普通です.
“わからせる”と“わかったつもりにさせる”ことには天と地ほど違いがあります.
もはや「マネジメント」は,もしドラにおいては跡形もなく咀嚼されている状態なのです.
そこで,原典に返ることを提案いたします.
真なる理解のために,原典も読んでみるのです.
もちろんそう簡単には読みこなせないでしょうが,その過程で逆説的に「もしドラ」が生きてくるかもしれません.
いわゆる名著はゆっくり噛み砕き,血肉にしていくのがよいのです.
急がば回れ.
そのつもりで,お勧めいたします.
~読書~
ティナ・シーリグ「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」読了.
若者が知るべき起業家精神(アントレプレナーシップ)について,事例を挙げて説明する自己啓発本.
あなた自身に許可を与える.
それさえできれば,世の中はかくも広く,大きなものだということに気づくことが出来る.
チャンスはそこらじゅうに転がっているのだ.
常識に縛られないように,常識を疑う許可を与える.
固定観念を払拭し,世の中を新鮮な目で見る許可を.
与えられた選択肢から選ぶのでなく,自分自身で進路を描く許可を.
そして何より,もっと失敗する許可を.
逆に言えば,我々は今何重もの鎖で自分を縛っていることに気づかされる.
昔からの慣例だから,これが常識だから.
失敗したら周りになんと言われるか・・・
そんな言い訳を何度聞き,そして言ったことか.
といった内容である.
目から鱗がボロボロ落ちる思いで一気に読んでしまった.
なるほど,個人主義の最たるアメリカならではの論理ともいえるが,日本人にも見習うべきところは多いと思う.
現状に閉塞感を覚える人や,これから社会に羽ばたく人にはぜひ読んでほしい.
以下心に残ったフレーズ(多少改変済):
私たちは「何かをしようとしている」としょっちゅう口にします.(中略)でも,ほんとうのところは,しているのか,していないのか,どちらかなのです.(中略)100%の力を出す覚悟がないなら,目標が達成できなかったとき,責めるべきは自分しかいないのです.(中略)本気でそうする気があるなら,実現する方法をひねり出しているはずです.
白襟でボタンダウンのブルーのシャツが二枚欲しいという男性客が来ました.在庫はありませんでした.でも販売員は在庫がないとは言いませんでした.彼は,白のシャツとブルーのシャツを二枚裏に持っていき,襟を切って取り替えるように指示しました.そして客にこういったのです.
「逆の組み合わせもお望みでしたらご用意できますよ」
少々脱線するが,上の例はすごいと思う.
このような対応が出来る人が日本人にどれだけいることか.
堀之内九一郎も似たようなことをやっていたらしいが(「どん底からの成功法則」参照)成功する人は“お客様は神様です”を地で行っている.
もっとも,最近はこれを曲解するモンスターカスタマーも多いらしいが・・・
これは惚れるわー.
~ゲーム~
闘神都市3をクリア.
なかなか面白かったです.
主人公がムカつくという評価がネット上では多かったけれど,これは同感.
正義感が強いのはいいけど,全く学習しない.
あと,エンカウント率が高すぎて雑魚戦が面倒.
ハニーフラッシュ超強いしw
ヒロイン達もすごく地味で・・・あれ?もしかしてこれクソゲー?
で,でもアザミとレイチェルがかわいすぎたのでいいんだ,うん.
これでいい.
良いゲームだった!
~コラム~
ごっち流読書のススメ第4回「原典に当たろう」
このコラムは久しぶりですが,読書について思うところはまだまだあるので続けますよ.
俺得なのでご勘弁.
さて,原典に当たろうと題しました.
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの 『マネジメント』を読んだら」が,もうずいぶん売れたと聞いています.
これだけでなく,「論語」や「学問のすすめ」に学ぶ経営学や勉強術といった本が書店にあふれています.
書店側も大々的にアピールしていることが多く,やはりこういった本は売れるのだと思います.
「スラムダンク」に学ぶナントカ,なる本を書店で見つけたときは,思わず笑ってしまいましたw
こういう本を買って読むことが悪いとは言いません.(何も読まないよりは100倍まし.)
私はあまり読みませんが,原典にうまく結びつけて良い主張をしている本もあるかと思います.
ただ,「マネジメント」や「論語」を“お手軽に”学ぼうというのが購入の動機なら,ちょっと考えて欲しいということです.
「もしドラ」を買った人の多くは,「「マネジメント」は難しそうだが,簡単にエッセンスだけ学びたい.これなら物語調で良いかな?」という風に買うのではないかなと思います.
(野球小説のつもりで買った人や,「もしドラ」を単体の作品として評価する人は以下に当てはまらないので別に良いです.そんな人がいるかは疑問ですが)
このような軽い動機の人に飽きずに読んでもらうためには,相当平易な文章にしているはずです.
ここで一つ考えて欲しいのは,もともと「マネジメント」は難しい本だということです.
そう簡単に理解できるはずがない.
それを大衆向けに,しかも小説スタイルで提供するためには,読者が“わかったつもりになる”ように書かれていると考えるのが普通です.
“わからせる”と“わかったつもりにさせる”ことには天と地ほど違いがあります.
もはや「マネジメント」は,もしドラにおいては跡形もなく咀嚼されている状態なのです.
そこで,原典に返ることを提案いたします.
真なる理解のために,原典も読んでみるのです.
もちろんそう簡単には読みこなせないでしょうが,その過程で逆説的に「もしドラ」が生きてくるかもしれません.
いわゆる名著はゆっくり噛み砕き,血肉にしていくのがよいのです.
急がば回れ.
そのつもりで,お勧めいたします.
~読書~
ティナ・シーリグ「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」読了.
若者が知るべき起業家精神(アントレプレナーシップ)について,事例を挙げて説明する自己啓発本.
あなた自身に許可を与える.
それさえできれば,世の中はかくも広く,大きなものだということに気づくことが出来る.
チャンスはそこらじゅうに転がっているのだ.
常識に縛られないように,常識を疑う許可を与える.
固定観念を払拭し,世の中を新鮮な目で見る許可を.
与えられた選択肢から選ぶのでなく,自分自身で進路を描く許可を.
そして何より,もっと失敗する許可を.
逆に言えば,我々は今何重もの鎖で自分を縛っていることに気づかされる.
昔からの慣例だから,これが常識だから.
失敗したら周りになんと言われるか・・・
そんな言い訳を何度聞き,そして言ったことか.
といった内容である.
目から鱗がボロボロ落ちる思いで一気に読んでしまった.
なるほど,個人主義の最たるアメリカならではの論理ともいえるが,日本人にも見習うべきところは多いと思う.
現状に閉塞感を覚える人や,これから社会に羽ばたく人にはぜひ読んでほしい.
以下心に残ったフレーズ(多少改変済):
私たちは「何かをしようとしている」としょっちゅう口にします.(中略)でも,ほんとうのところは,しているのか,していないのか,どちらかなのです.(中略)100%の力を出す覚悟がないなら,目標が達成できなかったとき,責めるべきは自分しかいないのです.(中略)本気でそうする気があるなら,実現する方法をひねり出しているはずです.
白襟でボタンダウンのブルーのシャツが二枚欲しいという男性客が来ました.在庫はありませんでした.でも販売員は在庫がないとは言いませんでした.彼は,白のシャツとブルーのシャツを二枚裏に持っていき,襟を切って取り替えるように指示しました.そして客にこういったのです.
「逆の組み合わせもお望みでしたらご用意できますよ」
少々脱線するが,上の例はすごいと思う.
このような対応が出来る人が日本人にどれだけいることか.
堀之内九一郎も似たようなことをやっていたらしいが(「どん底からの成功法則」参照)成功する人は“お客様は神様です”を地で行っている.
もっとも,最近はこれを曲解するモンスターカスタマーも多いらしいが・・・
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