夏期講習中盤

最近いい意味で充実してる
塾は適度に忙しいし、大学院のコース変更も教授に了承を得た
それにしてもやっぱ若者との交流はいいね
疲れるが元気をもらえる
・・・あれ？矛盾してる？でも本当にそんな感じ
おいらが企画、発案のゼミももうすぐ始まるし、まさに充実
色はないがな・・・

将来について。
2chのポスドク関連スレとか見てると思うんだが、研究者ってのは能力が無い奴がなろうとすると本当にきつそうだ
俺も研究能力が無い一人だが、研究職を考えていたこともあった
好きな事出来て飯が食えるなんてパラダイスじゃないか！と、そう思ってた
でも最近思うのは、自分の能力に応じた仕事が一番いいということ。
夢を見るのは必要だが、見すぎてはいけない。
限界を自分で作るのは良くないが、大まかな上限は知っておかなければならない。
俺は数学が好きだ。だが、研究したいわけではない。
最近それにやっと気付いた。
できれば数学科に来る前に気付きたかったものだが・・・
しかし、数学科に来たことはまったく後悔していない。
友人も出来たし、何より学部生レベルの数学は俺でも楽しめたから。

問題はこれからだ。
数学科の最大のウィークポイント、就職。
数学科は就職が弱い。かなり弱い。
研究者育成の教育が中心であるし、数学という分野は直接的に社会で役立ちにくいからだ。
企業は即戦力が欲しいから、数学しかできない人間は要らないのだ。
面接で、

「次、○○くん。君が大学で学んだことについて教えてください。」
「はい！私はエルゴード定理について研究していましたお！エルゴード定理というのは・・・で〜〜〜がーーーということなんだお！この○○○が確率収束するということはすごいことで、なんと△△△なんですお！私は院での研究で×××の積分の値が・・・のオーダーになることを証明したんですおっお〜」
「・・・そう。で、君はウチで一体何が出来るのかな？」
「・・・え？」

みたいにはなりたくないお・・・
だから俺は院で就活で語れるネタを作る！
それには多くの経験が必要。
具体的に何をするかというと・・・バイトでも増やしてみる？w
まあ入試終わったら考えますw




ちなみに私の友人には本気で研究職を目指している漢が二人おります。
がんばれ。お前らならきっとなれる！